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小倉城庭園で十二単の展示 [日記・雑記]

「纏う」展.jpg
小倉城庭園で現在
「纏う」展が行われています。

十二単(じゅうにひとえ)が展示されていると聞きましたので
閉館間近の時間帯に
慌てて見にいきました。

さすがに、見物客も少なく
ゆっくりと見ることができました。

展示室の中は作品保護の為に
かなり薄暗く
もっと照明が明るければ良いのに・・・などと
贅沢なことを考えたりしました。
が、こういった衣装を実際に着ていた時代には
当然ながら、電気はなかったのですね。

夜の闇のなか、
蝋燭などの灯りの下では
着物の柄はどういう見え方をしていたのだろうと
考えてしまいました。

生地や柄の良し悪しは
夜になると全くわからなかった、という
説もあります。


しかも、昔はお化粧も所謂「白塗り」で
その上、既婚女性は「お歯黒」をしていました。
想像すると、ちょっと怖いような気もします。



が、ほの暗い空間の中で
黒い歯を見せながら微笑む日本女性の顔ほど
白く、美しく見えるものはない、のだそうです。

以前読んだ谷崎潤一郎の随筆に
そういう一節がありました。


アイシャドウやチークをつけない色彩の少ない顔には
妖しい美しさがあるのでしょう。

まさに、日本独特の美、というものでしょうか。


もうひとつ、気になったこと。
歌舞伎などの舞台でも
電気のない時代は、蝋燭などの照明だったのでしょうが
かなり、暗かったのではないでしょうか。

こちらも、私達の想像を
絶するものがありそうです。




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まもなく七五三。
着物姿の子供さんを
見かける時期になりました。

千歳飴は、それほど美味しいものではないのですが
毎年、この季節になると欲しくてたまらなくて
両親にねだっていた覚えがあります。

「あれは七五三の子供が食べるものよ。」と
あっさり、却下されていましたが・・・。

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