イースターエッグ

今年２００９年のイースター（復活祭）は
４月１２日だそうです。
とは言っても、
日本ではそれほどメジャーな行事ではないのですが・・・。

イースターの時期に飾られるのが「イースターエッグ」。
色とりどりに彩色された卵です。
なかにはチョコレートなどのお菓子で作られた
美味しそうなものもあります。


しかし、この写真のような
豪華絢爛なイースターエッグもあります。

これはロマノフ朝１３代ロシア皇帝、アレクサンドル３世が
１９１０年に
ファベルジェという宝飾店に注文して作らせた
イースターエッグです。


この「卵」自体は水晶によって形作られ、
さらにその上に金、ダイヤモンド、真珠などを
惜しげもなく使った装飾が施されています。


ファベルジェはこのような豪華なイースターエッグを
ロシア皇帝のために５０個ほど製作しました。


それらの全てが
贅を尽くした素材、
そしてこれ以上ないと思われるほどの
宝飾製作技術を駆使した芸術品ばかりです。

しかし、１９１７年のロシア革命でロマノフ王朝が滅び
皇帝一家が所有していた数多くの財宝は
ソビエト政府によって世界各国に売却されていったのでした。

イースターエッグも現在では個人の資産家や
博物館などの所有物となっています。

行方不明になっているものも８個ほどあるそうですが
もし、オークションなどに登場した場合
「億」の単位で取引されることになるということです。








最近頂いて嬉しかったもの。

お客様から頂いた「チロルチョコ」です。

ただのチロルチョコではありません。

お二人の結婚式での晴れ姿が
プリントされています。

もったいなくて、食べることができません。

賞味期限は’０９・１２とありますので
当分大切にとっておきます。

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