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婚約指輪には夢がある [結婚指輪・婚約指輪]

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昔のおとぎ話などを読むと
壷や指輪などに閉じこめられている精霊の話が
たくさん出てきます。

そんな精霊たちは
呪文をとなえたり、
指輪をこすったりすると登場してきて
願いごとを叶えてくれます。

「指輪」は不思議な力をもつ
特別な物だと
みなされていたのでしょう。


今でも、指輪は人々にとって特別なものであることに
変わりはありません。

彼女へのプレゼントとして
男性は指輪をあげたいと
いつの時代も思っています。

そして、婚約、結婚・・・。
それぞれの人生の節目に、指輪が登場します。

そして、結婚後、一年、二年、十年と月日が流れ
年齢を重ね
その中でいろいろな出来事が起こっていきます。
嬉しいこともあれば
辛い出来事もあるでしょう。


以下、寺山修司の「指輪」という詩をご紹介します
長い月日を一緒に過ごしてきた指輪が
ふとした瞬間に
さまざまな思いを呼び起こさせる、ということも
あるかもしれません。


この、古い指輪をこすっても
アラビアンナイトの物語のように
願い事を叶えてくれる悪魔は出てこないけれども・・・
という意味の言葉から
この詩ははじまります。
(著作権上の問題があるので
全文引用できないのが辛いところです。)





指輪ープロローグのかわりに

(前略)
この小さな古い指輪をこすってみてください
悪魔のかわりに
もっといいものがあらわれるでしょう
それは
愛です

貧しい恋人たちのアラビアン・ナイト
婚約指輪には夢がある
愛がほしいときには  きみよ
この小さな古い指輪を
こすってください


「愛さないの愛せないの(新書館)」より「宝石館」
寺山修司著









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寺山によると
願い事を叶えてくれるのは
精霊ではなく
「悪魔」なのですね。





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