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ホワイトゴールドについて [加工・修理(その他)]

ホワイトゴールド素材で作られた
アクセサリーやジュエリーをお持ちの方は多いと思います。

先日来られたお客様から
ホワイトゴールドの指輪の色が変わってしまった、
と、ご相談を受けました。

もともと、ホワイトゴールド素材そのものが
純金に白系の色の貴金属(銀やパラジウムなど)を
混ぜて作った合金です。

配合の仕方は、メーカーやブランドによって違いますので
同じホワイトゴールドと呼ばれるものでも
白味が強くなったりなど
色目は変わってきます。

もともとが金ですので、金の色が強く出ているものもあります。

そして、ジュエリーが完成した後で
ロジウムメッキをかけて、
より美しく白く見えるように
仕上げを施したものがほとんどなのですが
先述した、金色の色合いの強いものなどは
メッキがはげた場合、下の地金の色が見えてきて
変色したように感じることがあります。

白味の強い地金を使っている場合は
たとえメッキがはげたとしても
特に気にはにならないと思います。

気になる場合はメッキをかけなおすことがでます。
弊店でも承っておりますので
どうぞ、お気軽にご相談下さい。

シルバー素材のリングやチェーンに
ロジウムメッキをかけて
きれいな銀色にすることもできます。









■マリッジリング・エンゲージリング
      オーダージュエリー・リフォーム・修理■
ジュエリークラフトショップ

福岡県北九州市小倉北区魚町3-2-4畑中ビル1F
 http://www.jewelry-craft.jp/

温泉とジュエリー [加工・修理(その他)]

温泉と湯けむり.jpg
ひと雨ごとに
秋が深まってまいりました。

涼しくなったら、なぜか急に太って
ウエスト周りがきつく感じられるのは私だけでしょうか?
食べる量は特別に増えてはいないのに
涼しくなったせいで汗をかくことがなくなったからなのか・・・。
悲しいことです。運動しなければ・・・。

さて、なにはともあれ行楽シーズンの到来です。

温泉など、いいですね。

しかし、ジュエリーを身に着けて温泉に入る時には、
注意が必要です。

ご存知の方も多いと思いますが
シルバーのジュエリーを硫黄泉につけると
黒っぽく変色してしまいます。

ゴールドのジュエリーも同様に注意をしなければなりません。
変色しないものもあるのですが
地金の配合によっては変色が起こるものもありますので
外して入浴されたほうが良いと思います。

ただ、外した場合は紛失や盗難には十分ご注意下さい。
セーフティボックスに入れる、などされた方が良いでしょう。

プラチナは、その点は安心です。
プラチナ素材のマリッジリングなど
着けたままで、温泉に入っても変色することはありません。
但し宝石が入っているものは必ず外して下さい。

しかしプラチナでもサイズ直しをしているものは
注意が必要です。
サイズ直しの際に使用したロウ材の質が悪い場合
温泉の成分で継ぎ目が腐食して、
そこから折れたりする場合があるからです。

弊店ではプラチナの指輪のサイズ直しにはプラチナのロウ材を流し
18金の素材には18金のロウ材を流します。
つまり、指輪本体(母材)と同じロウ材を使いますので
サイズ直しの継ぎ目がわからない、美しい仕上がりになります。
このような場合は、全く問題なく、そのまま温泉にも入れます。

以前、シルバーのチェーンを着けたまま温泉に入られて
変色どころか、その後あちらこちらから
チェーンがブツブツと切れ始めたと
困って持ち込まれたお客様がおられました。

原因は「粗悪なロウ材を使ったサイズ直し」の
場合と同じです。

つまり、チェーンは要所要所に「銀のロウ材」を
必ず使っています。
温泉に入ると、そのロウ材を使った部分の腐食が始まり
終には切れてしまう、ということになります。

シルバーのチェーンを着けたまま
温泉に入るのは、避けられた方が良いと思います。






寒の地獄.jpg
大分の「やまなみハイウェイ」を走っている時、
必ず目についてしまうのが、この看板です。

「寒の地獄」。
地獄、という言葉にそそられます。

ホームページによれば、温泉ではなく
摂氏13℃~14℃の
いわゆる「冷泉(れいせん)」なのだそうです。
神経痛やリューマチなどに効能があるということですが
井戸水くらいの冷たさの水に入るのは勇気がいりそうですね。

入浴すると「最初の1~2分間は大変冷たく皮膚に刺激を感じますが」
その後、刺激を感じなくなるということです。

「それからは各自の体力と忍耐」に応じて入浴を続け
「ある程度時間が経ちますと震えが始まりますので」
浴槽から上がり、暖房室で暖をとるのだそうです。



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「留め具」はしっかり接続しましょう [加工・修理(その他)]

以前、「宝石の紛失などについて」
このブログ内で記事を書いたことがありますが
今日は、追加の情報です。

チェーンやブローチ、ブレスレットなど
留め具が付いているジュエリーの紛失は
多くは、留め具をしっかりと固定させていないことが
原因です。

私もチェーンの留め具「引き輪(ひきわ)」を
しっかりと「引き板(ひきいた)」に、接続していないままで
外出してしまったことがあります。

歩いていて、お腹のあたりに
何か冷たいものが当たるなぁ・・・と
見てみると
なんと、首元からすべり落ちたペンダントが
引っかかっていました。

危うく紛失するところでした。

それからというもの、ペンダントを着けたあとは
軽く引っ張ってみて
引き輪と引き板が、きちんと接続されているかを
確認することにしています。
DSC00523のコピー.jpg

真珠などのネックレスの場合は
留め金「クラスプ」が、しっかりはまった証拠の
「カチッ」という音が聞こえたかどうか、
気をつけられることをお勧め致します。
DSC00526のコピー.jpg
「クラスプ」は上の写真のような留め金です。

ブローチも、針と留め具が
きちんと装着されていないことがありますので
かならず、確認された方が良いと思います。
DSC00529.JPG

ちょっと確認するだけで
紛失の危険性はなくなります。






DSC04958_copy.jpg
ここ数年、ピンクゴールドは人気素材ですが
最近は特に顕著で
ピンクゴールド素材のジュエリーの
ご注文ばかりと言っても過言ではないほどです。

この写真のリングは
ピンクの宝石を
ピンクゴールド素材にセットした
何ともキュートな組み合わせです。




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ブローチの簡単なリフォーム [加工・修理(その他)]

photo_reform_hisui_broach.jpg
お母様などから譲られたブローチを
そのままの形で何とか、身に着けられるようにリフォームできないか、
と相談されるお客様がいらっしゃいます。

というのも、ブローチというアイテムは
お好きな方は常に身に着けて楽しまれるのですが
逆に、あまり好きでないので使わないとおっしゃる方や
身に着けたいけれど、どのように使っていいかわからない
という方も多いです。

リフォームする場合、
ブローチの原型の形にもよりますが
そのままうまく、ペンダントトップに加工できることもあります。

もともと横向きに使うデザインだったのを
縦向きにしてみると
思いがけず、使いやすいものに変身した例もあります。

大切な品なので、何とかそのまま形を崩さずに使いたいという場合も
ご相談いただけましたら
いろいろとアイディアをお出しいたします。


ブローチだけでなく、使わなくなったイヤリングを
ペンダント・トップに加工させて頂いたこともあります。

もちろん、片方だけでも良いのですが
そのお客様の場合
両方とも使って欲しいというご要望でしたので
1ペア(2つ)のイヤリングを
縦に連結させて少し長さのあるペンダント・トップに加工しました。





CA380060のコピー.jpg
こどもの日が近くなると
「こいのぼりの川渡し」の風景が
あちらこちらで見られます。

風の強い日が続くと
ロープにぐるぐる巻きになっている姿に
なってしまっているものがありますが
あれはどうやってほどいているのでしょうか?



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