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世界フィギュア選手権2010 [日記・雑記]


何かと話題の多いフィギュアスケートですが
今月23日からイタリアのトリノで行われている
「世界フィギュア選手権」も
終盤にさしかかったようです。

今朝未明に注目の女子SPの
結果がでました。
予想に反して、あのキムヨナが7位。
浅田選手が2位。

この二人の対決に世間の目が集中していたのですが
SP1位はアメリカのミライ・ナガスだったようですね。


安藤選手も鈴木選手も、厳しい結果だったそうですが
五輪から、それほど時間が経っていない時期の国際試合ですから
モチベーションを保ち続けるというのは
選手にとって非常に過酷なことなのでしょう。

その中にあって、優勝した男子の高橋選手に
心から、拍手を送りたいものです。

女子のSPについては
今夜19時からのテレビ放送をじっくり見てみようと思います。

曲の解釈、GOE、ダウングレード・・・
フィギュアスケートの採点についての専門用語も
自然に憶えてしまいました。



さて、今夜、日本時間22時から0時55分。
女子のフリー演技が行われます。













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浅田真央選手が選んだラフマニノフ作曲の前奏曲「鐘」は
1982年のモスクワ電気博覧会の祝賀会で初演されました。

作曲者ラフマニノフ自身の演奏だったそうです。

奇しくも、この時、彼は19歳。
浅田選手も同じ19歳だということに、何か因縁を感じます。

演奏は大成功で、観客は熱狂し、絶賛したようです。
ウィキペディアによると
こののち、「ラフマニノフの(例の)前奏曲」と呼ばれるほど
人気の演目となったそうです。


今回、浅田選手の選曲について
賛否両論あったようですね。
確かに今までのフィギュアとは全く違う
イメージをもつ曲ですから。

しかし、シーズン中、何度も見ているうちに
私は、「鐘」が非常に好きになりました。

この曲のもつ「警鐘」という深遠な意味を
浅田選手のおかげで知ることができました。
人間の苦悩、怒り、そして強さを見事に表現しきったこの演技、
たぶん一生忘れられないと思います。
まるで炎のようでした。


以前、ラフマニノフに取り憑かれたピアニストの
生涯を描いた映画がありました。
「シャイン」という作品です。

この時はピアノ協奏曲3番でしたが
技術的にこの大曲を弾きこなすだけでなく
曲を深く解釈していくうちに、
彼は次第に狂気の領域に入り込むこととなり
ついには、精神を病んでしまいます。

ラフマニノフとは、それほどの「魔物」であるのでしょう。

「魔物」に果敢に立ち向かい
スケートというスポーツを芸術にまで昇華させた浅田選手。

見事です。そして、脱帽です。

「鐘」について
ピアニストの山形リサさんという方が、
非常にわかりやすく、解説してくださっています。
これを読むと、一層興味深く
浅田選手の演技を見ることができるようになると思います。
こちらです。
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/risapiano/e/9d0ab0a13b2f6a905304bba839406502



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