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デザイン画の制作 [デザイン]


馬場太平の仕事のうちでも
最も重要なものの一つがデザイナーとしての作業です。

お客様からジュエリーのオーダーを頂くと
お客様と、直接いろいろな話をさせて頂きながら
デザインのお好みや、いろいろなご要望をまとめていきます。

ある程度、デザインの方向性が決まると
目の前で、ラフスケッチを描くこともあります。
ラフスケッチを描く時点で
どんな風に実際作っていこうか・・・と
既に制作することを想定しながら描いているそうです。
「作ることのできるデザイナー」だからこそです。
お客様に、出来上がったらどのような構造になるか、
横から見た場合、どんな風に見えるか、など 
細かく説明もさせて頂いております。

今日は、大切な思い出のジュエリーに入っていた
珊瑚とパールを使った指輪のデザインを考案中です。

大きめの薔薇のモチーフの珊瑚に
他の指輪からとった白のパールを添えた
ボリュームのあるリングにしたい、という
お客様のご要望です。

珊瑚やパールの縦、横、厚みなどを正確に測り
バランスよく石の配置を考えていきます。
1週間後にお客様に見ていただくデザイン画は
全て、原寸大です。

他のジュエリーを新しく作り変えることを
一般的にリフォームと言いますが、
既製の空枠(からわく)に石を移すだけのセミ・オーダーと違って
こうして、デザインから新たに起こす作業は
リフォームというよりも
オーダー・ジュエリーと言った方がふさわしいのかもしれません。
オークションに出るような有名なジュエリーに入っている宝石も
さかのぼると、沢山の持ち主がいて
何度も、宝石だけを外して作り変えられたものが多いのです。

リフォームは、素敵な宝石を
さらに、輝かせるためのものです。
決して、“箪笥の隅に捨て置かれていた物の有効利用”
ではないのですね。

■オーダーメイドジュエリー・結婚指輪・リフォーム■
       ジュエリークラフトショップ

福岡県北九州市小倉北区魚町3-2-4
     http://www.jewelry-craft.jp/



 


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