ルーベンス～北九州市立美術館

２０１３年４月２８日（日）から６月１６日（日）まで
北九州市立美術館で
「ルーベンス　栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展
が開催されます。

「ロムルスとレムスの発見」や
「復活のキリスト」等
日本初公開の作品も含む８４点が展示され、
ルーベンスに関する展覧会としては
過去最大規模だということです。


ルーベンスが２０代の頃の芸術の中心地といえば
イタリアのローマでした。
１６００年、若き日のルーベンスは
まず、ヴェネツイアを訪れます。
ティツィアーノ、ティントレット、などの絵画に触れ
その後、マントヴァを経てフィレンツェ、ローマへ。

いつの時代も、イタリアという地は
芸術家にとって、特別な場所のようです。
ルーベンスは何と８年間もイタリアに滞在することとなります。

大きく成長したルーベンスはその後、
ベルギーに帰郷し
アントウェルペン（アントワープ）に大規模な工房を開きます。
工房には注文が殺到しましたが
若い画家などとの共同作業によって
多くの注文をこなしていきました。

ルーベンスが組織したこの工房は
「黄金の工房」と呼ばれたそうです。

今回の展覧会では、
複数の画家がどのように共同作業を進めていったのか、など
工房についても紹介するとともに
「黄金の工房」のメンバーとして活躍した画家たちの作品も
展示されます。

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